難易度と合格率

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理系、文系、苦手科目・得意科目など人それぞれに好き・嫌いを含めて個性があります。外務員試験の難易度は、これまでの知識・経験や職場での体験等を含めて個人の違いによって大きく変わってくるものです。

どんなに初めての科目だとしても、二種外務員試験で約2ヶ月、一種外務員試験で約1.5~2ヶ月あれば十分に合格ラインに到達できると思います。

平成27年度の外務員試験一種試験と二種試験の合格者数・合格率が発表になりました。
(2016年・平成28年10月24日発表・日本証券業協会)受験者数も合格率も前年と同じくらいの水準になっています。

経験値・職歴と難易度

いくつかのパターンで、本人の履歴・職歴から考えてみたいと思います。もちろん、基礎的な学歴として、たとえば学生時代に経済学部や商学部などを専攻していた、というような方は、より有利であることは間違いありません。

もっとも卒業してから、だいぶ忘れてしまったというのは(専攻したという意味からは)問題外ですが。それでも、昔(むかし)取った杵柄(きねづか)でしょうか。

銀行員・証券マンでFPや簿記・財務などの資格取得者や融資業務経験者

基本的なところで、財務分析や企業分析、簿記、あるいは税金関係などの知識や業務としての経験は、大いに役立ちます。与信(融資)業務で企業の決算書を分析したりした経験があれば、それこそ1科目分は得をします。

逆に、融資業務の経験や簿記の知識がない方、あるいは経理などの業務も含めて財務的な経験が乏しい方だと、財務諸表と企業分析などは苦労される可能性があります。

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銀行などでの融資業務の経験や、金融機関での各種検定・資格取得において、FPや税務・財務・簿記などの基礎的な知識がある・なし、でだいぶ違ってきます。
それこそ、英語が全く分からない人に英語についての問題は難解以外の何ものでもありません。

同じように財務・簿記・企業分析の知識・経験が全くない人にとっては、財務諸表と企業分析はハードルが高いかも知れませんね。

金融機関勤務だけど特別な知識・経験があまりない人

総務や庶務、あるいは計算的な事務など・・・金融商品取引法絡みの仕事と関わった経験があまりない、という方もいらっしゃいます。

それでも、経済的な知識や市場(マーケット)の動向などは、日頃から「体感」しているところですから、だいぶ優位だと思います。
スキマ時間の活用など効率的な学習をすることで、十分に1.5~2ヶ月という期間で合格することは十分に可能です。

もちろん、仕事をしながらの勉強になりますから大変でしょうけど、たとえば1科目最大で1週間、という具合にきっちりとした目標を立ててチャレンジすれば、必ず合格できます。

学生さん・主婦の方などで(少なからず)専攻した科目との関連がある方と経験値がある人

経済学部や商学部出身とか、経済的なものや税金的なもの、あるいは株式などへの投資経験がそれなりにある人など、いくつかの科目によっては、ピンと来るところがあると思います。

そのちょっとしたことを切り口・きっかけにして(ある1つの科目だけで構いませんので)理解度を広げていってください。次の章でもご案内しますが、満点を取る必要のある試験ではありません。上位○○人以内に入らないとダメ、という試験でもありません。そこは安心してください。

たとえ、いくら時間的な余裕があるといっても可能であれば、短期決戦型のチャレンジをお薦めします。

外務員試験科目に対して全くの素人さん

場合によっては、見るもの聞くもの全てが初めての体験、という方もいると思います。でも、安心してください。そんなに難しい資格試験ではありません。
コツコツと一歩ずつ進むことで十分に合格ラインに到達することは可能です。

勉強の方法としては、当サイト内でもお薦めしていますが、練習問題・問題集中心で、問題文を読んだらすぐに○か×か反応できるレベルまで、繰り返し・反復での記憶への定着化を図ることが手っ取り早い勉強方法かと思います。

もちろん、人それぞれに(これまでの人生経験や受験勉強を踏まえての)オリジナルのやり方がありますから、それを応用させてください。


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手前味噌ですが・・・当サイト内でのテキストやPDFファイルは、全く初めての経験で足を踏み入れる方にも十分に理解しながら読み進めていただけるようなスタイルにしたものです。ぜひ、(無料ダウンロードできるファイル等もありますので)お試しください。

合格ライン70%(7割)の得点

ありがたいことに証券外務員資格試験の合格ラインは、70%クリアで全員合格となります。上位○○人という世界ではありません。
しかも、全部の解答方式が、選択問題形式です。つまり、分からなくても勘で選択できるのです。全く解けずに白紙で提出した、というのはあり得ません。

一種外務員資格試験 二種外務員資格試験
【問題数】100問 【問題数】70問
【合格判定】440点満点中、7割(308点)で合格 【合格判定】300点満点中、7割(210点)で合格

当サイトに、クリックで試せる模擬試験も用意しています。実際、今自分の実力がどのくらいのレベルにあるのか実験してみる手もあります。

合格率の推移

一種外務員試験の合格率推移

証券外務員資格試験の一種試験合格率の推移は、下表のとおりです。

以前は50%を超えていた合格率が、最近では40%を切ったりすることもある水準にまでなってきています。受験者数が増えたこともあるかも知れません。
確かに、平成24年1月から二種外務員資格試験の合格者でなくても一種試験を受験することが可能となっていますから、その影響もあると思われます。

いずれにしても難易度が高い資格試験になってきていることは間違いありません。今後、難易度が易しくなることはないでしょうから、それなりに覚悟してのチャレンジが必要です。

2007年
(平成19年)
2008年
(平成20年)
2009年
(平成21年)
2010年
(平成22年)
【受験者数】
 61,716人

 60,635人

 61,108人

 57,099人
【一種試験合格率】
 52.1%

 49.9%

 47.0%

 42.6%


2011年
(平成23年)
2012年
(平成24年)
2013年
(平成25年)
2014年
(平成26年)
【受験者数】
 53,680人

 83,918人

 67,586人

 59,088人
【一種試験合格率】
 42.3%

 39.1%

 40.1%

 44.0%


2015年
(平成27年)
2016年
(平成28年)
2017年
(平成29年)
2018年
(平成30年)
【受験者数】
 58,379人



【一種試験合格率】
 45.6%



※ 出典:日本証券業協会「FACT BOOK」

二種外務員試験の合格率推移

二種外務員資格試験の合格率推移は、下表のとおりです。

最近の受験者数は漸減傾向にあります。それでも合格率は6割を切っているのが実情です。
平成23年の二種外務員資格試験の合格率が60%を超えましたが、あとは50%台を推移している状況です。

一種試験に比べて、選択肢の数が少なかったり、出題される問題数も少なくなっているのですが、合格率が50%台を推移するということは、やはり難しい試験なんだと思われます。

2007年
(平成19年)
2008年
(平成20年)
2009年
(平成21年)
2010年
(平成22年)
【受験者数】
 85,559人

 87,647人

 75,797人

 60,999人
【二種試験合格率】
 58.4%

 54.9%

 55.5%

 53.7%


2011年
(平成23年)
2012年
(平成24年)
2013年
(平成25年)
2014年
(平成26年)
【受験者数】
 47,644人

 33,176人

 27,740人

 27,312人
【二種試験合格率】
 60.1%

 54.9%

 54.1%

 53.4%


2015年
(平成27年)
2016年
(平成28年)
2017年
(平成29年)
2018年
(平成30年)
【受験者数】
 26,018人



【二種試験合格率】
 53.8%



※ 出典:日本証券業協会「FACT BOOK」

それと、勤め先によっては二種試験からの受験を義務づけているところもあると思います。
いきなり一種試験を受験して、いきなり合格、というのができないということです。

二種試験合格 → 一種試験合格という2段階での合格を求められる人は、ぜひ受験のタイミングにおいて間を空けずに短期間での合格を目指されることを強くお薦めします。

一度、安堵感から仕切り直しをすると、せっかく覚えた貴重な記憶が薄れます=もったいないことです。
また(最初からとは言いませんが)覚えなおすことはそれだけエネルギーが大変です。

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