外務員資格の重要度と試験科目の優先順位

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外務員試験に限らず全ての試験勉強は限られた時間の中での学習です。

本当は全科目、まんべんなく勉強するのが理想ですが・・・もし、どうしても途中で時間切れ、となるくらいなら優先順をつけて勉強しておいた方が、受験対策上はまだマシかな、ということです。

繰り返しますが、まずは一通り、まんべんなく全科目をこなしてみてください。そこから後は、苦手なところ、優先順位の高いところなどに時間とエネルギーを費やすようにしてください。

皮膚感覚で構わないのです。自分の感覚がいちばん大切です。まず感じるところから実践してみてください。

外務員資格試験勉強での(試験科目)重要度・優先順位ランキング

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あくまでも個人的な受験体験からの優先順位ランキングです。

人それぞれ得意・不得意があるように、既存の知識で割と簡単に理解できる科目と、全く未知の世界に近い分野で難解だと感じる科目などさまざまだと思います。
そこだけは十分にご承知おきいただいて参考にしてみてください。

  • 簿記の資格は有していませんが、銀行員時代に融資業務の経験はありましたので、財務・企業分析的な世界は嫌いではありません。
    (計算問題は好きです)
  • 受験の時に、すでに50歳を過ぎていましたので、暗記ものは苦手になっていました。なかなかな覚えられないのです。
  • (管理職の経験から)部下行員の(あの科目が難しい、○○業務は理解しにくい、といったような)声はよく耳にしていました。
  • 実際、部下行員に勉強会を実施した経験から科目による理解度についての皮膚感覚はあったつもりです。
  • それぞれが、経歴・職歴・経験などから元々の知識に差があるのも十分に理解しています。
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以上を前提にしての、独断と偏見での外務員試験勉強の重要度・優先順位ランキングです。

二種試験の重要度・優先順位ランキング

  1. 債券業務

    自分で売買したりした経験のない方や一般の方々などには、馴染みの薄いところです。債券とは?というところからの学習になります。計算問題もありますし、ボリューム的にも結構な範囲です。ぜひ、挫折することなく勉強してください。

  2. 金融商品取引法

    元々の法律です。これも結構なボリュームになる範囲です。外務員として、金融商品取引業者としてやってはいけないこと(行為規制)なども入ってきます。お客さま(投資者)保護、マーケットの健全な発展などに貢献・寄与するための法令遵守を勉強します。

  3. 投資信託及び投資法人に関する法律

    実際に投資信託を購入したりした経験がないと、どんな商品なのか、どんな仕組みなのか、ということが分かりにくい世界です。ぜひ、身近に感じるように努めてみてください。後述の投資信託及び投資法人に関する業務とセットで学習してください。実際、平成28年4月1日以降の科目統合で2つの科目は一緒になっています。

  4. 株式業務

    いろんな商品や概念が登場しますから大変かも知れませんが、自分が実際に株式投資をするための勉強だと思えば興味がわいてくるかと思います。ぜひ好きになってください。ひょっとしたらあなたにとって面白いと感じるかも知れません。

  5. 財務諸表と企業分析

    簿記・経理などの知識や、財務分析などの経験がないと大変かも知れません。しかも計算問題が当たり前のようにあります。数字に弱いからというような苦手意識を持つことなく粘り強く攻略してください。

  6. 取引所定款・諸規則

    いわゆる商品取引所、たとえば東京証券取引所といった世界の知識です。外務員や外務員を職員として抱える金融商品取引業者としての心構えや関わり方、守るべき事柄などを問われるものです。

  7. 協会定款・諸規則

    協会とは日本証券業協会のことです。外務員としての活動は資格試験に合格した後でここに登録されないと活動できません。協会との関わりや法令遵守的なことを学びます。

  8. 株式会社法概論

    会社組織に属したことのない人には未知の世界かも知れませんが、会社設立から株式について、さらに株主総会などの機関についての範囲です。ちょっとした決まりごとの違いなどを整理して記憶するようにしてください。

  9. 投資信託及び投資法人に関する業務

    投資信託及び投資法人に関する法律と一緒に理解しておいてください。平成28年4月1日以降の科目統合で一緒の科目になっています。ぜひ関連を意識しての勉強をお願いします。

  10. 経済・金融・財政の常識

    経済を学んだことがあるとか、景気・為替・金利などについて勉強したことがある、というような方以外だと身近に感じることができない単語も登場してきます。興味を持って学習に臨むことができるかどうかです。

  11. 証券税制

    割と複雑な税金の仕組みを理解するのが大変かも知れません。また、法律改正で変更になったり、特例が設けられたりと動きがあるのも税金の世界です。きっちりと頭の中を整理して覚えるようにしてください。

  12. 証券市場の基礎知識

    二種試験の勉強をするなら、ここから入るのがいいかも知れません。ボリューム的にもそんなに大変ではありませんからトップバッターにしてもいいかと思います。

  13. セールス業務

    セールス業務は、外務員としての心構えやコンプライアンスについて出題される範囲です。いわゆる常識的な判断で解答できるものもあります。

  14. 付随業務

    いわゆる付随的な業務です。ボリューム的にそんなにありませんからこういったところを先に勉強する手もありますが出題頻度を考えたら、やはりリスキーかもと思われます。

  • 勧誘・販売に関する法律

    試験科目の統廃合で新しく登場した科目です。常識的な価値判断からでも解答できる試験問題もありますが、昨今のコンプライアンス、個人情報保護法、消費者契約法、犯罪収益移転防止法など(犯罪絡みの事例・事件として)ニュースとなったりすることもある範疇です。簡単でいいですねで最初に通っておきたい外務員試験科目です。

  • 一種試験の重要度・優先順位ランキング

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    外務員一種試験の追加科目は4科目です。(平成28年4月1日以降は科目の統廃合でいくつかまとまっていますけど)
    体験から、オプション取引と先物取引は(勉強する際の)手応えがかなりあります。気合を入れていただきたい意味から同順位の1位にしてあります。一種試験にチャレンジする場合、基本的には4つとも重要です。

    1. オプション取引

      オプションとは権利を売買する、ということです。一番理解しやすい例は、あなたがファンクラブに入っているアーティストのチケットの予約券手に入れたとします。その予約券を売買するようなものです。コンサートのチケットそのものではありません。チケットが入手できる権利の予約券です。それを売買するという世界です。

    2. 先物取引

      先物取引とは、予約の取引です。オプション取引と似ていますが、きっちりと整理して理解してください。オプション取引と先物取引の勉強は、両科目を行ったり来たりしてもいいかと思います。

    3. 株式業務(信用取引等)

      株式業務そのものは二種・一種共通科目です。この信用取引等は、お金がなくても、株券がなくても、株を買ったり・売ったりできる、という世界の話です。なかなか手ごわいですけど、頑張ってチャレンジしてください。

    4. 特定店頭デリバティブ取引等

      デリバティブとは派生商品のことです。面白概念も登場します。興味を持って理解できればボリュームはそんなにありませんから、得点につながると思います。

    外務員資格科目のランキングまとめ

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    あくまでも外務員資格試験日まで極端に時間・余裕がない時の話です。やはり、計画的な学習で一通りは勉強できるように外務員試験合格のためのスケジュール組み立てを強くお薦めいたします。

    その上で、メリハリをつけて苦手科目や苦手な範囲、自分なりに重要だと思うところを重点的に、繰り返し・繰り返し勉強するようにしてください。

    問題文から出題のパターンを把握して、傾向と対策は繰り返し・繰り返し・反復・反復で記憶に定着させる、というスタイルで勉強されたら、確実に合格ラインまで到達できる資格試験です。自信をもって外務員試験にチャレンジしてください。

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