ガイド案内

ここで登場するのが、協会と協会員と協会員の従業員です。
協会=日本証券業協会、協会員=銀行・証券会社など私たちの勤める会社、協会員の従業員=私たち=外務員ということになります。

自分たちでルールを決めて、そのルールどおりに業務を遂行しなさい、という位置づけが日本証券業協会です。コンプライアンス・法令遵守が守れない協会員にはペナルティもあります、という世界です。

それと、協会員である私たちの会社や、協会員の従業員としての外務員が、お客さま(投資家)との関係で注意する点や、それをしてはダメ、という点などを学習します。問題文を注意深く読めば、常識的に(お客さま保護の観点から)解ける問題もたくさんあります。

ただ、この協会定款・諸規則はボリュームがかなりあります。また、出題頻度的にも重要な範囲です。問題集そのものを使って覚えるようにしてください。

反復練習できる10問単位の練習問題も用意してあります。ぜひ、チャレンジしてみてください。スキマ時間の学習に最適です。


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まずは取引開始基準を自分たちで決めて、それに従って、責任をもって業務を遂行しなさい・行動しなさい、というところからの学習スタートです。

【練習問題】

【出典:外務員必携(日本証券業協会)】

・協会員は、店頭取扱有価証券の売買その他の取引については、取引開始基準を定め、その基準に適合した顧客との間で当該取引等の契約を締結するものとされている。・・・○か×か?・・・○・・・正解

・日本証券業協会の自主規制とは、協会員の有価証券の売買その他の取引等に関する公正な慣習を促進して、不当な利得行為を防止し、取引の信義則を助長するために定める規則である。・・・○か×か?・・・○・・・正解

・協会員は、投資勧誘に際しては、顧客に、投資は投資者自身の判断と責任において行うべきものであることを理解させる必要がある。・・・○か×か?・・・○・・・正解

・協会員は、顧客の投資経験、投資目的、資力等を十分に把握して、顧客の意向と実情に適合した投資勧誘を行うように努めなければならない。・・・○か×か?・・・○・・・正解

・協会員は、有価証券の売買その他の取引等を行うすべての顧客について、所定の事項を記載した顧客カードを備えつけるものとされている。・・・○か×か?・・・○・・・間違い!・・・特定投資家は必要ない

・協会員は、有価証券の売買その他の取引等を行う時は、顧客について顧客カードを備えつけなければならないが、特定投資家は除かれる。・・・○か×か?・・・○・・・正解

・協会員は、有価証券の売買その他の取引等を行う個人顧客に対して、所定の事項を記載した顧客カカードを備え付けるものとされている。・・・○か×か?・・・○・・・正解

・顧客カードの記載事項について
投資目的は含まれる。・・・○か×か?・・・○・・・正解

・顧客となった動機は、含まれる。・・・○か×か?・・・○・・・正解

・住所、氏名、生年月日、本籍は、含まれる。・・・○か×か?・・・×・・・正解・・・本籍は該当しない

・家族構成は、含まれる。・・・○か×か?・・・×・・・正解

・取引の種類は、含まれる。・・・○か×か?・・・○・・・正解

・資産の状況と投資経験の有無は、含まれる。・・・○か×か?・・・○・・・正解

※5つ、大丈夫ですね。投資目的、資産の状況、投資経験の有無、取引の種類、顧客となった動機、の5つです。あとは、住所・氏名・生年月日・職業

・協会員は、公社債投資信託のみの取引を行う顧客については、必ずしも、顧客カードを備え付けなくても構わない。・・・○か×か?・・・×・・・間違い!・・・必ず備える。(有価証券の売買その他の取引をする顧客について)ただし、特定投資家は除かれる

・顧客が法人である場合の顧客カードの記載事項には、投資目的、資産の状況、主な取引先が含まれる。・・・○か×か?・・・×・・・正解・・・主な取引先は含まれない

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スキマ時間に練習問題にチャレンジしながら学習できる、○✕クイズ形式のスタイルも用意しました。
10問単位です。自分なりに合格点をとれた、と自覚できたら次の10問に進んでください。

⇒ トライ(協会定款・諸規則)


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ぜひ、無声音で(頭の中だけで声を出して・しかも早口で)読んでみてください。スマホなどのボイスメモやICレコーダーなどに録音して聞き流すことで記憶に定着させる、ということもできます。どうぞ工夫してみられることをお薦めいたします。

録音する場合には
・早口で録音すると聴き返す時の集中力がアップします。
・「○○~とされている。○(マル)とか×(バツ)」という具合に解答まで録音する。
・また、×(バツ)の時は、間違った点や正解まで録音しておくとベターです。